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オススメBrian Evenson『Windeye』 / 柴田元幸×haruka nakamura

”本気で子供の見えている世界に
浸ってみること”

2016年10月に東京・永福町のsonoriumで翻訳家・柴田元幸×音楽家・haruka nakamuraにより行われたブライアン・エヴンソンの短篇小説『ウインドアイ』の朗読と音楽による即興セッションがこちらのCDになりました。
ゲストミュージシャンは青木隼人(ギター)、内田輝(サックス)。

遠い海の向こうから聞こえる小さな波のようなサックスで幕があがります。
柴田さんの声は重く、大きく、小さく、緩急をつけながら物語を運びます。

以下、レーベルからの案内です。
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読む者の知覚と認識を揺さぶる小説『ウインドアイ』を、CD『ウインドアイ』は目に見えないものにし、聴く者を、一歩引いた観客にはさせず、物語の渦中に放り込みます。妹はどこに消えたのか、それとも妹などいなかったのか?
柴田元幸とharuka nakamuraが互いの音に反応しあいながら、物語に息を吹き込み、紙から解放しました。
溶けあった文学と音楽。物語を感じるというスリリングで新たな体験が、CDを再生するたびに立ち上がります。文字通り、何度でもこの物語は再び生まれます。聴くたびに、新しく。
現代アメリカ文学の翻訳家としてトップランナーの柴田元幸が、現代アメリカ文学の可能性を豊かに押し広げる作家のトップランナーとして挙げるブライアン・エヴンソン。CDを聴いたらぜひ小説もご体験を。
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圧倒的な音(学)体験。
是非部屋を暗くして味わってください。

【アーティストプロフィール】
柴田元幸
1954年、東京生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。文芸誌「MONKEY」編集長。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞。
最近の訳書にスティーヴン・ミルハウザー『木に登る王』、ナサニエル・ウエスト『いなごの日/クール・ミリオン』(新潮文庫)など。
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haruka nakamura
音楽家/青森県出身。
最新作「光」は、PIANO ENSEMBLE編成により行われたTOUR集大成。東京カテドラル聖マリア大聖堂、広島世界平和記念聖堂に代表される教会、重要文化財などを中心に、海外公演も含めたロングツアーを敢行。ツアー中には目黒パーシモン大ホールで行われた「THE PIANO ERA」にも出演した。
代表作はnujabesと共作した「lamp」、写真家 奥山由之がMV監督を手掛けた「arne」など。コラボレーションでは、坂本美雨 with CANTUS、畠山美由紀、まじ娘、Aimerなどの楽曲をプロデュース。MV、remixなども手掛ける。
2016年、NHK BSプレミアム「ガウディの遺言」の音楽を担当。自身の楽曲が原題となり製作された映画「every day」が公開。
CITIZEN、SONY、BOTANISTなどのCM音楽、映像との共作も。
ソロ活動と並行して、青木隼人、内田輝との「FOLKLORE」による旅を続けている。http://www.harukanakamura.com

【原作者プロフィール】
ブライアン・エヴンソン
1966年アメリカ・アイオワ州生まれ。敬虔なモルモン教徒として育つ。モルモン教系のブリガム・ヤング大学で教職に就き、妻も信者だったが、1994年に発表したデビュー作Altmann’s Tongueが冒涜的であるとして2001年に破門、離婚して職も失う。“Two Brothers”(1998)、「マダー・タング」(2007)、「ウインドアイ」(2011)で0・ヘンリー賞を計3度受賞。ジャック・デュパン、クリスチャン・ガイイらの著作の翻訳のほか、ゲームソフトやホラー映画のノベライゼーションも手がけている。2016年11月現在、カリフォルニア芸術大学で教鞭を執る。日本では短篇集『ウインドアイ』『遁走状態』(新潮社)を刊行しており、いずれも翻訳は柴田元幸。

朗読:柴田元幸 ピアノ:haruka nakamura ギター:青木隼人 サックス:内田輝 マスタリング:田辺玄 発売:iginition gallery 2017
CD


状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

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販売価格
1,650円(税込)

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