主に1950年代から70年代に活躍した紫綬褒章を受賞した渡部雄吉の写真集。
「昭和三十三年、茨城県水戸市千波湖畔―。
子供たちが発見したのは
切り取られた体の一部だった。
犯人の手掛かりを追って、舞台は、東京へ。
ベテランと若手、二人の刑事が真相に迫る。
「実際の捜査」を二十日間にわたって密着撮影、
140点以上を収録した実録写真集」
2011年にフランスで、そして2013年に日本(roshin books)で発行された幻の写真集。
本書はこの二つの写真集を元にナナロク社とミステリー作家の乙一が再構成したものです。
捜査の臨場感、そして戦後の日本の風景も垣間見ることが出来る傑作です。
著者:渡部雄吉 出版社:ナナロク社 2014初版 ソフトカバー
B(帯あり)