さぁさぁ、みなさん聞いとくれ
わたしの話を聞いとくれ
これからうたう悲しいうたを
すべてをさらった波のこと
つなみ
命をのみ込む波の話を
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「夜の木」を発行している南インド・チェンマイのタラブックスから届いた蛇腹式の絵本。
本作品も手漉き紙に、シルクスクリーン印刷によって一色ずつ、一枚ずつプリントされ、手製本で仕上げられています。
「つなみ」は2004年にインド洋で発生した大津波を題材に創作されました。
絵巻物から生まれたこの本。カバーにはフック用の穴が空いていて作品を壁にかけ見ることが出来ます。
詳細はこちらをご確認ください。
『家から家へと訪ねて歩き、絵巻物を見せながら、うたい、聞かせる語り部「ポトゥア」。連綿と受け継がれてきたこの伝統は、インド東部やバングラデシュの一部の地域に、いまも息づいています。絵巻物の題材は昔から伝わる民話から地元のニュースまで、実にさまざまです。
ふたりのポトゥア、ジョイデブ&モエナ・チットロコルは、2004年にインド洋で発生した大津波による惨状を知り、その出来事と亡くなったひとたちのことを忘れないために、絵を描き、語り歩くことにしたのです。
その後、彼らの絵巻物は蛇腹式の本に姿を変えて、2009年にインドの出版社・タラブックスより『TSUNAMI』として出版されました。本書はその日本語版です。』
※本書の売上金の一部は、東日本大震災の津波によって被災した地域のために役立てられます。
一人でも多くの方に手にとって頂きたい本です。
1500部限定
シリアルナンバー入
著者:ジョイデブ&モエナ・チットロコル(絵・文)/スラニー京子(訳)出版社:三輪舎 2018 ハードカバー/蛇腹製本 (145 × 365 mm
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