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法廷通訳人 裁判所で日本語と韓国語のあいだを行き来する

『在日韓国人二世の著者は、二十数年にわたって韓国語の法廷通訳を務めてきた。被告人が話す言葉(韓国語)を、また裁判官、弁護人などの言葉(日本語)を通訳する。人が裁かれる法廷の場で、人生を左右する言葉をやりとりし、時には人間の苦い闇がえぐり出され、時には人生のきしむ悲痛な音を聞く。法廷通訳の難しさ、裁判員裁判への移行、そして日韓の言語と文化の違いから生じるさまざまな出来事を描く、法廷通訳人が見た法廷ドキュメント。』

初めて法廷に立った緊張の時間、被告人、弁護人、裁判官との手に汗握るやり取り、通訳人の心情が細やかに描かれています。
淀屋橋を歩く著者のリアルな姿が伝わってきます。
織物を纏った装幀も素晴らしいです。
おすすめの一冊です。

丁海玉◎チョン・ヘオク
1960年神奈川県川崎市生まれ。在日韓国人二世。幼少期を北海道旭川市で過ごす。1984年ソウル大学校人文大学国史学科卒業。1992年大阪高等裁判所通訳人候補者名簿登録。大阪、広島、名古屋、高松各高等裁判所管内にて法廷通訳研修講師(韓国語)を務める。2002年に発表した「違和感への誘い−−法廷通訳の現場から」(『樹林』448号)は、第22回大阪文学学校賞(エッセイ・評論・ノンフィクション部門)を受賞。著書に、詩集『こくごのきまり』(土曜美術社出版販売、2010年)。詩誌『space』同人。


著者:丁海玉 出版社:港の人 2015初版 ソフトカバー 248p
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