「熊本から雑誌を出そう。」
渡辺京二さん(評論家)の一言で、熊本にゆかりのある作家や「書きたい」という思いを持つものたちが集まった。
書かずにはいられない人たちが。
石牟礼道子さんがお亡くなりになってちょうど1年となる第7号です。
花の表紙がもう、何とも言えない。
新しい門出を迎えたアルテリを、執筆者の皆さまを祝福したい。
とは言え今回も内容はそれぞれ人間とは一体何なのかと問いかける作品で溢れている。
死、差別、出会い、別れ、
渡辺京二、二万字インタビュー
浜田知明(版画家・彫刻家)さん、樹木希林さんへの追悼
<執筆陣>
石牟礼道子 詩人・作家
渡辺京二 思想史家 評論家
姜信子 作家
吉本由美 執筆業
坂口恭平 作家
鹿子裕文 編集者
清田麻衣子 里山社 主宰
大津円 パート
谷口絹枝 日本近代文学研究者
桂 プログラマ
磯あけみ カリガリ店主
平田洋介 保育士
小野由起子 新聞記者
浪床敬子 私人
田尻久子 オレンジ・橙書店店主
<表紙> 小池アミイゴ
書かずにおれなかった、読まずにおれなかった、それぞれの記憶。
発行:アルテリ編集部(橙書店内) 2019.2 200p A5
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