"その日はあいにくの雨だった。けれどそんなことはお構いなしに、今日も電車に乗って古本屋へと足を運ぶ。晴れの日の古本屋通いがもちろん一番なのだが、雨の日だって悪くない"(あとがきにかえて)
漱石全集を買い、夏目漱石に「出会った」ことで古本の魅力に憑かれたゆずぽんこと清水裕也さんと「古書善行堂」店主山本善行さんの古本と古本屋を巡る対談集。
読書のきっかけにはじまり、漱石をはじめとする作家のこと、詩集のこと、版元である夏葉社のこと、古本屋や新刊書店のことまで、本の魅力について散歩するように語っています。
装画:武藤良子
著者:山本善行 清水裕也 出版社:夏葉社 2019.4初版 ソフトカバー
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