「ルート・ブリュックは、好きな作家の一番か二番かというほど好きなアーティスト。」(皆川明)
フィンランドのアーティスト、ルート・ブリュック(1916-1999)を紹介するビジュアル・ブック。
今年(2019年)日本初の大規模な展覧会に合わせ刊行されました。
アラビア製陶所の専属アーティストとして作製した作品の数々。
セラミック(陶)を使った「蝶 perhonen」を始めとした様々なモチーフ、その奥深い色、形、無限にも広がるような幾何学的な模様、その作品に多くのアーティストが魅せられてきました。
具体から抽象へ、平面から立体へ、鳥のように羽ばたいてく空想が作品に落とし込まれています。
9つのキーワードを元にその作品、生い立ちを追った素晴らしい一冊です。
もちろんフルカラー。
寄稿:皆川明、マーリア・ヴィルカラ、酒井絢子、鹿児島睦、志村洋子、志村ふくみ、葛西薫、成相肇、前田景、今村玲子
発行:ブルーシープ 2018初版 ソフトカバー 201p
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