1988年にシリーズが刊行された「ちくま文学の森」。
安野光雅、森毅、井上ひさし、池内紀が編集、安野光雅が装幀を手がけ今では文庫版となって親しまれています。
各号にテーマを設けた短編のアンソロジー。
こちらは単行本の第1巻。
恋の痛みに効く「美しい恋の物語」
初恋/島崎藤村
燃ゆる頬/堀辰雄
初恋/尾崎翠
柳の樹の下で/アンデルセン
ラテン語学校生/ヘッセ
隣の嫁/伊藤左千夫
未亡人/モーパッサン
エミリーの薔薇/フォークナー
ポルトガル文/リルケ
肖像画/A・ハックスリー
藤十郎の恋/菊池寛
ほれぐすり/スタンダール
ことづけ/バルザック
なよたけ/加藤道夫
解説:安野光雅
出版社:筑摩書房 1988初版
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