"人間の素晴らしいところは、何かしらのイメージを、瞬間、瞬間、頭の中に思い描きながら生きているということで、それなしには行動できない。"(日々、詩を描く)
美術作家永井宏(1951〜2011)の初めてのアンソロジー。
編集はアノニマ・スタジオを立ち上げ、過去に永井さんの本を編集して来た現信陽堂代表の丹治史彦。
過去の著作の中から「夏の記憶」「夏の光」を集めた26の文章。
ロマンティックに生きること、自分の人生を愛すること、その実践と人を励まし続けた背中を辿る一冊です。
ここに書かれている少なくない人達が永井さんに背中を押され今もそれぞれのやり方で仕事をし、暮らしていることに、その影響力の大きさを感じます。
著者・アートワーク:永井宏 編集:丹治文彦 出版社:夏葉社 2019初版 ハードカバー
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