ヴァージニア・ウルフの初期作品で邦訳初出版となる「ある協会」(原題:A Society)。
フェミニズムにまつわる本を出版している「エトセトラブックス」から届きました。
読み切り短編シリーズの第一弾です。
若い女子たちがサロンに集まり、本を読み始めた彼女たちは男性(社会)たちに疑問を抱く。
軍艦に、学者の研究室に、ビジネスマンの会議に潜入し、男たちは本当に勤勉で教養があり立派なのか、調査しはじめた「ある協会」。
発表後に男性批評家たちから批判されこのような作品は書かなくなったそうです。
訳はヴァージニア・ウルフの翻訳を手掛けている片山亜紀。
片山さんの解説付
著者:ヴァージニア・ウルフ 訳:片山亜紀 装幀:鈴木千佳子 発行:エトセトラブックス 2019 47p
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