アルバムの中に居る幼い僕は、
たぶんこの写真を撮ったであろう、
カメラを構える父を見ている。
そして同時に今アルバムを開いている
成長した僕自身を見ている。
(アルバムの中の君は何を見ている)
東京、そして郷里の長崎県佐世保市で活動を続ける写真家松尾修のエッセイ。
なぜ四角い、ピースサイン、良い写真とは何か、今はもういない人、フィルムとデジタル、
短い言葉で語るように綴られたおよそ30の話。
当たり前と思っていたことをもう一度問い直す、写真との対話です。
日本語/英語/中国語
著者:松尾修 装丁:渡辺和音( ThereThere)編集:加藤直徳 :B6変型 181×117×23mm 240p 出版社:NEUTRAL COLORS 2020 ソフトカバー
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