2019年4月にはじまった、性暴力に抗議する「フラワーデモ」。
本書はここに参加した人々の痛みの声の記録、そして日本の #MeToo が大きく動いた日々の記録です。
性犯罪に対する不当な無罪判決が繰り返される中、東京で抗議の声があがる。
声はやがてすべての47都道府県に届く。
人々は花を持って、社会を変えようと集まった。
「なかったこと」にしないために。
弁護士や作家らの寄稿、刑法勉強会、フラワーデモのスピーチ再録、フラワーデモに寄せられた声などを掲載
(寄稿者)
全国47都道府県&バルセロナの各地主催者、安部志帆子(毎日新聞記者)、河原理子(ジャーナリスト)、角田由紀子(弁護士)、村田智子(弁護士)、山本潤(一般社団法人Spring代表理事)、牧野雅子(社会学、ジェンダー研究)、小川たまか(ライター)、長田杏奈(ライター)、北原みのり(作家)ほか。
*この本の利益はすべて、今後のフラワーデモおよび、性被害当事者団体Springの活動費に充てられます。
編:フラワーデモ 装幀:福岡南央子 出版社:エトセトラブックス 2020 A5判並製 112p
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