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村上春樹の世界

昨年(2019年)亡くなった文芸評論家加藤典洋の批評。

少なくない批評家が村上春樹の作品を読み解いて来ましたが、著者ほど長くその作品に付き合ってきた人は稀です。
村上春樹の仕事は多岐に渡りますが本職である「小説」に関心を持ち続け、向き合って来ました。
遺稿となった「第二部の深淵」(長編が上・下ではなく第一部など数字で分けられるようになったことを指す)を含みます。
世界で最も知られる作家の一人となってからも向き合い続けた文芸評論家としての誠実さが溢れた作品です。

目次

村上春樹の世界

2 作品論
自閉と鎖国「羊をめぐる冒険」/「世界の終わり」にて「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」/不思議な、森を過ぎる「ノルウェイの森」/夏の十九日間「風の歌を聴け」/行く者と行かれる者の連帯「スプートニクの恋人」/村上春樹の短編から何が見えるか「初期短編ほか」/小説が時代に追い抜かれるとき「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

3 書評
『国境の南、太陽の西』/『ねじまき鳥クロニクル』/『ねじまき鳥クロニクル』第三部 /『女のいない男たち』/『騎士団長殺し』第1部・第2部

4 遺稿
第二部の深淵

解説 マイケル・エメリック

著者:加藤典洋 出版社:講談社文芸文庫 2020.6 第二刷 379p
新刊書籍

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販売価格
2,200円(税込)

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