会話はご遠慮頂く、パソコンの使用もほどほどにご協力を、ペンやイヤホンのご使用もご注意を。
「本の読める店」fuzkue。

こちらはfuzkueの説明や決まりごとが書かれた「やたら長い」案内書きとメニュー。（メニューを！何と書籍化！）
決まりごと、細かくあるのですが、何故か口説くない。納得出来る。
お店の持つ矜持や物語を丁寧にユーモアを持って書かれているからだと思う。
そして、何よりも、ご飯が美味しそう。ドリンクもたくさんある。
メニューを渡されて最初の読むのが下記の文章。
とてもユニークな本。お楽しみください。

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本日はフヅクエにお越しいただきありがとうございます。
約束された静けさのなかで思う存分に本を読むその時間が、明日への活力というか、よりよく生きるぞみたいなモードであったり、生き続けていく希望の根拠のようなものをもたらすことができたら、それ最高だな、そんな場所であれたら最高だな、と、そんな気持ちでやっています。
ただでさえ楽しい読書が、もっと楽しく、うれしいものになるならば、とてもうれしいで
す。世間であるとかしがらみであるとか、そういう余計なものから隔絶された読書の時間
を、お気兼ねなく、心ゆくまでゆっくり楽しんでいってください。

フヅクエ 阿久津隆
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