2012年の詩集「空き地の勝手」の続編(いや、返事か)と呼べる詩集。
8年間、諷刺的な詩からは遠ざかり自身の生活や読者の想いに応えるように詩を読んできた、ウチダゴウ。
詩人が還ってきた場所には空き地はなく、原野が広がっていた。
ブラックユーモアをもって現実への強烈な諷刺を重ねたこの詩集は、心の在るべき場所が見つからない今こそ読まれて欲しい。
「空き地の勝手」と同じく、ショートストーリーの体裁を持ったこの詩集、雪男、神様、鬼、犬、鷲、カアス、宇宙飛行士、死神、総理大臣、様々な登場人物が現れる。これは自分ではないか、と振り返りながら読むのも一興。
雪男 / 知識の歴史 / 鷲と熊と獅子と / AIの出番 / 神様と少年(神様の旅�供�/ 野球場のグース / あの日の本棚 / 悔いのない人生 / 可能性の分配 / 悪酔いする言葉 / 病みがちなウイルス / 邪なカラス / 曲がり角の遺失係 / 拝啓アームストロング / 鬼は逃げる / 岸辺の死神 / 今日の手記 / 総理はそれから(空き地の総理�供�
詩:ウチダゴウ 写真:平林岳志 印刷:藤原印刷 製本:製本:ダンクセキ株式会社
発行:してきなしごと 210mm x 135mm 無線綴じ 72p
新刊書籍