ちょっと立ち止まって一杯、コーヒーを飲もう。
コーヒーの話を聞こう。
イエメンのスーフィーたちの
豆をひく男の
ジュゼッペ・ウンガレッティの
世界中のコーヒーを飲む人達の話を聞こう。
(大坊勝次)
15世紀のイスラムの地で生まれたコーヒー飲用の文化から、21世紀現在のコーヒー新潮流まで、コーヒーについて語り尽くす。そしてコーヒーは古来より多くの詩人がその苦味と香りに魅了されてきた。
コーヒー文化研究の第一人者が多くの詩を織り交ぜ語るコーヒーの世界。
小山伸二(おやま・しんじ)
1958年鹿児島県生まれ。東京都立大学法学部卒。食の総合出版社、株式会社柴田書店を経て、1988年より辻調理師専門学校に勤務。現在は食文化の授業を担当。立教大学 観光学部兼任講師、日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会副代表幹事。書肆梓代表。詩人としても活動している。詩集『さかまく髪のライオンになって』(書肆梓)、『きみの砦から世界は』(思潮社)ほか。
著者:小山伸二 出版社:書肆梓 2020.9 ソフトカバー 328P
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