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モノも石も死者も生きている世界の民から人類学者が教わったこと

”人間が世界の「主人」をやめた時、動物、モノ、死者との対話がはじまる。”
テーマは「アニミズム」

人以外の存在と心通わすことの出来るナウシカを起点に「人間のことしか考えない」「自分との対話」という思考から離れてみる。人間の精神は本当に人間の内面にあるのだろうか?そんな疑問すら湧いてくる。
こちら側の世界とあちら側の世界を往還することで見えてくる息苦しい世界の出口。

1 こんまりは、片づけの谷のナウシカなのか?
2 風の谷のアニミズム
3 川上弘美と〈メビウスの帯〉
4 壁と連絡通路——アニミズムをめぐる二つの態度
5 往って還ってこい、生きものたちよ
6 東洋的な見方からアニミズムを考える
7 宮沢賢治を真剣に受け取る
8 まどろむカミの夢——ユングからアニミズムへ
9 純粋記憶と死者の魂——ベルクソンとアニミズム
10 記号論アニミズム——エドゥアルド・コーンの思考の森へ
11 人間であるのことの最果て——語りえぬものの純粋経験
12 人間にだけ閉じた世界にアニミズムはない

著者:奥野克巳 出版社:亜紀書房 2020.10 ソフトカバー235p
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