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新版 ぼくとジムランの酒とバラの日々

レコード演奏に人生を捧げる

”---レコードというものもプレスされて袋詰めにされた段階では、それがどんな音がするものなのか、実のところ誰も知らないはずなのだ。
演奏者はもちろん、制作者も、それを袋に詰めたオバさんも、だいたいのところは知っている「つもり」だが、本当のところはわからない。
それは、「完璧な演奏装置」というものが、レコード会社にも、この世にも、ないからに他ならない。
つまりレコードの<音>というものは、それを持った人のものなのだ。”

レコードについて、レコードの魅力について、これほど見事に表現された文章を僕は知らない。
2020年に創業50年、ジャズファン、オーディオマニアであれば誰もが知る岩手県一関市のジャズ喫茶「ベイシー」店主菅原正二のエッセイ集。ジャズとオーディオの話を軸にジャズ喫茶の出来事がユーモアを持ってリズムに乗って語られます。
1993年に発表後、形を変え、版元を変え、追記され、音楽を愛する人に親しまれてきました。本作は2020年の新版。カウント・ベイシーが店にやってきた時の話が(お店をやっているとよくある話で)最高に面白い。
ちなみにジムランとはJBL(オーディオメーカー)のこと。

解説:高橋克彦、坂田明
巻末エッセイ:尾崎世界観

著者:菅原正二 出版社:駒草出版 2020 初版 ハードカバー 285p
新刊書籍


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販売価格
2,200円(税込)

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