アメリカの写真家、ディアナ・ローソン（Deana Lawson）の作品集。
およそ15年分の作品をアメリカ各地と北京・上海で開催された大規模な個展に合わせ制作された一冊。

所謂黒人とされるアフリカ系アメリカ人、海外で暮らすアフリカ人の生活、愛、セクシュアリティ、家族、霊的な信仰についての個人的・社会的な歴史を調査し、伝えてきた。
Blood Orangeのジャケットでも知られているように主に部屋やスタジオで撮影されるポートレイトは被写体とのコラボレーションによって生まれる。
写真という表現やステレオタイプに描かれた黒人を足元から揺るがす圧倒的なパワーに溢れた一冊です。
カバーは表紙の破れたソファと合わせた重厚な作り。
bbb推薦版。