2010年に読んだ本で最も心に残っている本です。東京大森の古本屋「山王書房」の店主が綴った随筆集です。一つの古本屋を舞台にあらゆるドラマが繰り広げられる。笑いがあり、涙があり、行き交う人々の思い出がある。心温まる物語が読書の喜びを与えてくれる。私が夏葉社の本に魅了され、多くの人に届けたいと思ったきっかけにもなった本です。やはり、この言葉に辿り着きます。
「古本と文学を愛するすべての人へ」(帯より)
著者:関口良雄 出版社:夏葉社 2021 11刷 / ハードカバー / 226p 20 x 15.2cm
新刊