「熊本から雑誌を出そう。」
渡辺京二さん(評論家)の一言で、熊本にゆかりのある作家や「書きたい」という思いを持つものたちが集まった。
書かずにはいられない人たちが。
渡辺京二、二万字インタビュー第二弾。(別冊として渡辺さんが20代の頃に書いた長編小説「顔」も同時発売)
表紙画は大変好評だった7号に続き小池アミイゴさん。(執筆にも参加)
注目は写真家の初登場の齋藤陽道さん。
水俣、ハンセン、今回もそれぞれの差別の物語が記されている。
何も知らないことを痛感しながら今回も読む。
<執筆陣>
石牟礼道子 詩人・作家
渡辺京二 思想史家 評論家(インタヴュー)
伊藤比呂美 詩人
坂口恭平 作家
三砂ちづる 作家・疫学者
小池アミイゴ イラストレーター・画家
齋藤陽道 写真家
跡上史郎 日本近代文学研究者
内田良介 詩人
関 敬 菊池恵楓園入所者
雪田倫代 文筆家
磯 あけみ カリガリ店主
浪床敬子 私人
田尻久子 オレンジ・橙書店店主
<表紙> 小池アミイゴ
書かずにおれなかった、読まずにおれなかった、それぞれの記憶。
発行:アルテリ編集部(橙書店内) 2019.8 180p A5
新刊書籍