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夾竹桃の花が揺れる頃に

a diary of sewing table

「気持ちや時間、そして人を繕い縫い合わせてもうひとつの形を創り出す空間」(永井宏)

大阪の東の隅っこの星ヶ丘という町にある古い洋裁学校の裏庭にある喫茶室『SEWING TABLE COFFEE』。
町の名前に惹かれて星ヶ丘に引っ越して来たばかりの玉井恵美子さんは自転車で探索している時に偶然この学校のある森に出会い、縁が繋がり、『SEWING TABLE COFFEE』を開くことになります。

園長さんやその妹であるテンコさんとの出会い、大きな影響を受けた美術作家永井宏さんのこと、支えてくれる家族や友人。
お店が出来るまでの奔走の日々と日々集う仲間たちとの日々。
玉井さんが裏庭から眺めていた風景が日記になって綴じられています。

2005年の本ですが毎年咲く花に毎年心を奪われるように、何年経って開いても玉井さんの記憶は読み手である私達をある一つの時代、一つの季節に連れて行ってくれます。

装画、挿絵は『SEWING TABLE COFFEE』で出会った切り絵作家濱田久美子さん
版元は永井宏さんのブックレーベル『windchime books』より

新品です
著者:玉井恵美子 装丁:梅田唯史 発行:windchime books 2005 ソフトカバー
新刊書籍


状態
状態について
A :
新品同様
B :
汚れや痛みなどが少なく、古書としてきれいな状態
C :
古書として標準的な状態
D :
汚れ、傷みあり

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販売価格
1,320円(税込)

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