パウル・クレーの作品集。
1957年にドイツで発行されたものを1963年に美術出版社が発行。
素描と水彩の絵を交互に掲載。
素描には本文とは別の画用紙を、そして何と水彩はページが額使用で絵を抜き取ることが出来ます。額は黒い紙もあり。
巻末にはこの紙の額を2枚付録で封入(ヤケあり)。つまり絵を本から離して飾ることが可能。
ページのヤケは目立ちますが、絵は比較的綺麗でクレーの色彩を十分に楽しめます。

序文：「創造的告白」パウル・クレー
背はクロス装箔押し
段ボール函入（函は著しいヤケ）
付録の2枚の紙製額を収める三角スリップは布製でシミあり