『「家事をするのはお母さんだけ」と断言するCM、いじめを笑いの種にするテレビのバラエティ。
男性中心に作られるジャーナリズムの「ふつう」は社会の実像とズレている。
メディアが世界を映す鏡なら、女性の「ふつう」も、マイノリティの「ふつう」も映してほしい。
女たちが考える〈みんな〉のためのジャーナリズム。』
女性としての体験から考え、語られる声。
ここに書かれた声をメディアは届けられているだろうか。
とにかく一旦話をさせてください、という切実さがこの本を作っている。
特別対談01 ブルボンヌさん、どうして女装するのですか?(ブルボンヌ、家弓隆史、林香里、小島慶子)
特別対談02 伊東さん、なぜ企業にとってダイバーシティは成長戦略の一つなのですか?(伊東正仁、浜田敬子)
特別対談03 武田さん、フェミニズムは怖いものですか?(武田砂鉄、田中東子)
著者
林香里(東京大学大学院情報学環教授)
小島慶子(エッセイスト)
山本恵子(NHK名古屋拠点放送局報道部副部長)
白河桃子(相模女子大学客員教授、ジャーナリスト)
治部れんげ(ジャーナリスト)
浜田敬子(Business Insider Japan統括編集長)、竹下郁子(Business Insider Japan記者)
李美淑(立教大学グローバル・リベラルアーツ・プログラム運営センター・助教)
田中東子(大妻女子大学文学部教授)
編:林香里 出版社:亜紀書房 2020.2 第1版 2刷 ソフトカバー 318p
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