「昔の写真を前にすると、わたしは、現在とは、ひとつの異国なのではないかという印象を禁じえない。わたしはその異国に追放されて暮らしているのである。」(追放されて)
フランスの小説家、ロジェ・グルニエによる写真論。
歴代の愛機、写真家たちとの思い出。
発表時90歳だった老小説家がカメラと写真と共に人生を振り返ったエッセイ集です。
カバーはブラッサイ。
タイトルはダイアン・アーバスの言葉から。
著者 Author:ロジェ・グルニエ 出版社 publisher:みすず書房 2011初版 ハードカバー 149p
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