”デザイナーたちにとっての、とっておきのアートブックをたずねるアンケート・ブック。国内・外のグラフィックデザイナーおよびブックデザイナーに対してアンケートを実施し、それぞれのデザイナーによるスペシャルな一冊について、デザイナー自身の言葉でその本についての描写を依頼。
デザイナーたちは本のどこを見ているのか、どんな風に本を読んでいるのか、その深いまなざしについて言及をする一冊です。”
（本屋青旗）

本書でデザイナーの皆さんが選んだタイトルは明かされません。
「何を読んでいるか」ではなく「どのように読んでいるか」を紹介することで本の入口へ誘うユニークな試みです。読者である我々はどんな素敵な本だろうと空想を膨らませながら読み進めることになります。
彼らがその本を選んだのでしょうか、それとも本が彼らを選んだのでしょうか。
デザインはもちろんですが、読み物としても非常に面白い一冊です。
この企画は発行元である青旗さんが「どうやってアートブックを選べばいいの？」という質問を度々受けることから始まったそうです。

デザイナーの皆さん
エクスペリメンタル・ジェットセット、町口覚、尾中俊介、オリ・スタジオ、シンシン、須山悠里、米山菜津子

日英バイリンガル