ドイツ人宣教師、そして文化人類学者だったマルティン・グシンデ(1886-1969)の作品。
著者は1918年から1924年の間に4回、南米大陸のほぼ最南端フエゴ諸島（ティエラ・デル・フエゴ）を訪れそこに暮らす先住民族セルクナム族、ヤマナ族、カウェスカル族と交流を持ちました。その生活に深く入り込み、儀式などにも参加します。
身体にペイントを施し、毛皮や仮面を被った先住民族を当時の携帯カメラで撮影したこの写真群は今では大変貴重な資料になっています。
フエゴ諸島の厳しい自然と今はもう存在しない先住民族のポートレイトや集合写真。強烈な印象を残しつつ、人間について深く考えさせられる傑作です。
2015年のKyotographieでも大変話題になりました。

スペイン語版
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